年末に頂いたメッセージは日課に息詰まったとき、思い出したりする。詩を書きはじめた13歳。自分の内なる想いを周りにさらけ出すこともできず伝えられる相手は親友だけだった。去年の個展で、13歳だった彼女(メッセージをくれた方の娘さん)が真剣に詩を読んでくれたことを知り、思いもよらない出来事に電車の中で泣きそうになる。「来年はどこかでお会いできそうな予感がします。」そう締め括っていたメールのやりとり。まさかこんなに早く叶うなんて。14歳になった彼女には会えなかったけれど、イメージを裏切らぬよう、想像の中の月森文さんへと近づかなくては。 |