2015/08/28

繋がった線

品川駅から歩いて原美術館へ。
真夏だったら汗ばむ距離に違いない。

cy twombly 紙の作品50年の軌跡

これがどうしても見たくて。

私がcy twomblyを知ったきっかけは彼女

初めて見たときから、
理由もなく直感的に好きだと思った。
それから彼の作品をネット上で見ているうちに
今では一番好きな画家となった。

私は美術館の中を何周も何周もして
無意識に好きな理由を探していた。
線も色も好きだけれど、紙の使い方が好きだと思う。

1階の奥の窓際の席で画集を開く。
そこに書いてあった言葉にハッとした。

彼の作品は【描画された詩】と表現されていたのだった。

ますます興奮してしまい、お庭を歩いてみるも
ここを後にするのが惜しくなり
館内のカフェでアイスコーヒーを飲んだ。

そして2通の手紙を書いた。

前日に見たYURIさんの刺繍の線や色と重なった気さえもして
私はこの2つの線のために東京に来たと確信したのだった。