品川駅から歩いて原美術館へ。真夏だったら汗ばむ距離に違いない。cy twombly 紙の作品50年の軌跡これがどうしても見たくて。私がcy twomblyを知ったきっかけは彼女。初めて見たときから、理由もなく直感的に好きだと思った。 それから彼の作品をネット上で見ているうちに今では一番好きな画家となった。私は美術館の中を何周も何周もして無意識に好きな理由を探していた。線も色も好きだけれど、紙の使い方が好きだと思う。1階の奥の窓際の席で画集を開く。そこに書いてあった言葉にハッとした。彼の作品は【描画された詩】と表現されていたのだった。 ますます興奮してしまい、お庭を歩いてみるもここを後にするのが惜しくなり館内のカフェでアイスコーヒーを飲んだ。そして2通の手紙を書いた。 前日に見たYURIさんの刺繍の線や色と重なった気さえもして 私はこの2つの線のために東京に来たと確信したのだった。 |