6月の終わり、高速を飛ばして蛍を見に。
日が沈んでいくのを正面にして = ずっと眩しい 夕暮れ時の空は表情をどんどん変えていった。
田舎出身ながら、住んでいた場所には川がなかったので 蛍を見た記憶はない。
そう、だからたぶんこれが初めて。
鑑賞地点に着くと 聞いたことのない蛙や虫の鳴き声に 一気に田舎の夏休みを過ごしているような錯覚になった。
目の前の森に小さく強い光を放って 現れたホタル。 想像していたよりずいぶん数は少なかったけれど 見つける度にうれしくなって この光景がこの先も見られることをただただ願うばかり。
帰り道で派手にずっこけて 擦り傷2つ。 このヒリヒリ感もなんだか懐かしい。
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