2013/11/30

源光庵

着いた頃には太陽が西の山に消えていく直前で
この窓の前では
多くの人が入れ替わり写真を撮っていく。

10秒でもいいから一人、眺めていたかった。
目を閉じて再現するしかない。

「悟りの窓」
窓の丸い形は「禅と円通」の心が表現されており、
ありのままの自然の姿、清らか、偏見のない姿、
つまり悟りの境地を開くことができ、
丸い形(円)は大宇宙を表現しているそうです。

「迷いの窓」
迷いの窓の四角い形は、人間が誕生し、一生を終えるまで逃れることのできない過程、
つまり「人間の生涯」を4つの角で象徴しています。
この「迷い」とは「釈迦の四苦」のことで、
この窓が生老病死の四苦八苦を表していると言われているそうです。


場所によって、その時々の天気や光によって
全然違う見え方をする。