2013/11/17

COCTEAU in flame

芦屋川の桜もすっかり赤に染まり
散歩するにはいい季節。

大阪で一杯のビールを引っかけたのち、こちらへ。

大好きな空間が
時を経たたくさんのうつくしい花で飾られていた。

初日に旦那さんが一人で行って
いつからそういうものが好きになったのかわからないうちに
2つの押花を選んできたものだから
私は選ぶのにずいぶん躊躇してしまったけれど
最近敏感になった
「心が動く音」
その音がしたから
写真にある2つを持ち帰ることに。


押花は星の花、
エーデルワイスを。

高山にしか咲かない花。
その高貴さになぜ惹かれたのだろう。
こうして写真を撮ろうと向き合ったとき、
ふとそんなことを思った。


たった一人の女性に宛てられた何通もの手紙。
結婚した後ももらっていたというのだから
どんなに素敵な女性だったのだろうと想像するだけで
なんだか自然と笑みがこぼれてしまう。

時は流れ、
この世界からいなくなっても
男性の愛はちゃんとここに残ってる。

私はその気持ちを少し受け継いで
想いは手紙にしたためようと思った。

COCTEAU in flame